マンション売却はどこがいい?信頼できるおすすめの不動産会社10選を紹介

マンション売却はどこがいい?信頼できるおすすめの不動産会社10選を紹介

「マンションを売却しようと思うけど、始め方が分からないし信頼できる会社はどこ?」

そのように悩んでいるのではないでしょうか?

確かにどこでマンション売却をしたら良いか、自分の判断では不安ですよね。

そこで本記事では、マンション売却におすすめな不動産会社と、売却までの流れを紹介します!

また、マンションを高値で売るコツも解説していますので、この記事を読んで信頼できる不動産会社を見つけましょう。

この記事のまとめ
  • 不動産会社の選ぶ際は「査定額の根拠」や「過去の売却実績」などを確認する。
  • マンションの適正価格を知るため、売却前には不動産一括査定サイトを利用しよう!
  • 初めて不動産一括査定サイトを利用する方には、国内No.1の利用者を誇るイエウールがおすすめ!

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目次

マンション売却に強いおすすめ不動産会社10社比較表

スクロールできます
1位
2位
3位
4位
5位
不動産会社名三井のリハウス東急リバブル住友不動産販売野村不動産センチュリー21
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
特徴36年連続仲介実績1位
3ヶ月以内の売却成約率75%
・お客様満足度95%
・宅建保有率98%以上
・売主様満足度95.1%
・全国237営業センター
・取引満足度94.6%
・会員登録者数26.3万人
・全国1,000店舗以上
・知名度が高い
取扱高(億円)1兆8,926億1兆5,779億1兆4,533億9,649億6,400億
仲介件数(件)41,18328,75038,14410,08126,629
1件あたり手数料(百万円)2.192.491.873.951.15
1件あたり
平均物件価格(万円)
3,7974,2663,2549,5712,403
保証(サポート)主要設備/建物サポート
(一定期間の修理対応)
建物保証/住宅設備保証
売却保証
・建物補修 / 設備補修
・引越し、インテリア、掃除の暮らしのサポート
・あんしん設備補修・瑕疵保証保険加入サービス
・相続サポート21
店舗数291199256941,008
手数料収入(億円)901715712398306
手数料率(%)5.76%5.83%5.74%4.13%4.79%

※引用:公益社団法人不動産流通推進センター「2023不動産業統計集(2022年4月発表)

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スクロールできます
6位
7位
8位
9位
10位
不動産会社名三井住友トラスト不動産みずほ不動産販売三菱UFJ不動産販売オープンハウス積水ハウス
詳細詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
特徴・チャットで気軽に相談
・AIマンション査定
・再取引希望97%超
・みずほフィナンシャルグループと連携
・AI不動産査定
・キャンペーンでキャッシュバック
・地域ビルダーNo.1
・東証プライム上場企業
・オリコン顧客満足度総合No.1
取扱高(億円)5,5044,2864,6523,6242,879
仲介件数(件)8,2263,9784,5028,2687,973
1件あたり手数料
(百万円)
2.794.474.081821.59
1件あたり平均物件価格
(万円)
6,6911,7759,6774,3843,611
保証(サポート)住宅設備 / 瑕疵保証サービス / 建物状況調査サービス住宅設備保証 / 瑕疵保証 / 掃除 / 建物状況調査 / 敷地調査住宅設備修理サポートなど
店舗数71493462115
手数料収入(億円)229178190151127
手数料率(%)4.17%4.15%4.22%4.15%4.41%

マンション売却不動産会社ランキングTOP3

ここからは、マンション売却不動産会社おすすめTOP3について紹介します。

第1位:三井のリハウス|36年連続 全国売却仲介件数No.1

引用:三井のリハウス

三井のリハウスはこんな人におすすめ
  • 実績のある不動産会社にお任せしたい人
  • 売却の際に充実したサポートを受けたい人
  • 信頼できるプロの担当者の方に相談したい人

引用:三井のリハウス

三井のリハウスの一番の特徴は、業界トップレベルの実績(36年連続全国売却仲介件数No.1・累計取扱件数100万件超え)です。

担当者はもちろん「宅地建物取引士」資格を保持しているため、信頼して売却相談できるでしょう。

また売却時の補修金額補助など、充実したサポートが受けられます。

大手ならではの潤沢な売却サポートがおすすめです。

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三井のリハウスの特徴

三井のリハウスの特徴
  • 売主にも買主にも嬉しいサポ-トが充実している
  • 全国展開で主要都市のみならず地域にも強い
  • 安心・安全な売買のため、全物件を現地調査している

引用:三井のリハウス

三井のリハウスでは、建物チェックには最大500万円、設備チェックには最大20万円の補修サポートがあります。万が一、売却後に不具合が発生した場合でも、売却後2年以内であれば三井のリハウス負担で補修してもらえるため、安心して売却することができるでしょう。

引用:三井のリハウス

また、三井のリハウスは首都圏を始め全国の主要都市にお店を展開しているため、地方にお住まいの方でも売却の相談・手続きを行えます。

地域に密着した店舗展開を行っているため、一人ひとりの利用者に合わせたきめ細やかなサポートが特徴です。

三井のリハウスでは、利用者が安心・安全な売買を実現するため、取扱物件はすみずみまで現地調査を行っております。

売却者の物件価格を正確に査定してもらえるため、「ネット上の査定だけじゃ不安…」という方にはおすすめです。

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三井のリハウスを利用した人の評判

三井のリハウスの悪い評判一覧
(↓タップして開く↓)
三井のリハウスの悪い評判まとめ
  • 望んでいない物件の情報が紹介される
  • 案内前の調査が遅れていた
  • 営業担当が急に変わった
三井のリハウスの良い評判一覧
(↓タップして開く↓)
三井のリハウスの良い評判まとめ
  • 営業担当の方の対応が良かった
  • 電話相談後に、すぐに対応してくれた
  • 営業担当の質が高い

三井のリハウスの良い評判では、営業担当に関する内容が多かったです。

電話や対面での相談の対応が良いため、不動産の悩みや疑問について相談しやすい環境が整っていると言えるでしょう。

悪い評判では、営業担当が急な変更や望んでいない物件の紹介がありました。

事情により担当者の急な変更はたびたびありますが、変更を望んでいない場合は、一度相談してみましょう。

第2位:東急リバブル|AIを活用した手法で素早く査定や売却が可能

引用:東急リバブル
東急リバブルはこんな人におすすめ
  • マンションの査定や売却を素早くしたい人
  • 首都圏のマンションを売却したい人
  • 手厚い保証とサービスを受けたい人
引用:東急リバブル

東急リバブルは、不動産事業を幅広く展開している大手不動産会社の1つです。

東急リバブルでは、98%以上の営業スタッフが「宅地建物取引士」の資格を取得しているため、質の高い営業担当者が多いです。

また、AIでのスピード査定を導入しているため、素早くマンションの査定額を調べることができます。

東急リバブルの特徴

引用:東急リバブル

東急リバブルの最大の特徴は、充実した保証サービスです。

保証上限500万円で給排水管の補修やシロアリの駆除の対応をしてくれます。

引っ越し後1年間は保証期間があるので、万が一、引き渡し後に故障があっても安心です。

東急リバブルを利用した人の評判

東急リバブルの悪い評判一覧
(↓タップして開く↓)
東急リバブルの悪い評判まとめ
  • 担当者の質が低い場合がある
  • 営業マナーが守れない人がいた
東急リバブルの良い評判一覧
(↓タップして開く↓)
東急リバブルの良い評判まとめ
  • 初めての売却だがサービスも担当者も良かった
  • 大手に相談することで情報収集できる
  • 手数料割引率が一番良かった

第3位:住友不動産販売|237店舗の全国展開で首都圏のみならず地方にも強い

引用:住友不動産販売
住友不動産販売はこんな人におすすめ
  • 首都圏や地方の物件を売却したい人
  • 手厚いサポートを希望する人
  • オンラインで相談したい人

住友不動産販売は全国に237店舗を展開しているため、首都圏から地方まで幅広く対応しています。地方の営業所ではその地域に特化した特例などにも詳しいため、地方の物件であっても対応可能です。

安全に取引するために売却・購入・買替相続など不動産にかかわる各種サポートが整っていることも安心です。また、住友不動産販売ではオンラインで無料相談も行なっているので不動産のことで悩んでいる人は一度相談してみることをおすすめします。

住友不動産販売の特徴

住友不動産の特徴
  • オークション制度がある
  • オンライン無料相談ができる
  • 売主の満足度95.1%を誇る

住友不動産販売にはステップオークションというオークション制度があります。この制度は、住友不動産販売本社が専門部署によるプロ買取業者への一括紹介サービスです。早期の高値売却を目指して、利用者の希望や物件の特性に応じて取引先の宅地建物取引業者にも広く紹介を行います。

引用:住友不動産公式サイト

住友不動産販売のオンライン無料相談は随時行なっているので、すぐに来店できない方や忙しい方におすすめです。

曜日平日・土日祝日
時間午前10:00 〜 午後17:00
相談時間60分
日時変更またはキャンセル0120-566-742

住友不動産販売は利用者から高い評価を獲得しています。利用者のアンケートではまた利用したいと答えた人は94.6%を超え、利用者の要望への対応や積極的な売り方が良かったなどの口コミが多くありました。

住友不動産販売を利用した人の評判

住友不動産販売の悪い評判一覧
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住友不動産の悪い評判まとめ
  • なぜか売却依頼のDMが来るようになった
住友不動産の良い評判一覧
(↓タップして開く↓)
住友不動産の良い評判まとめ
  • 説明が丁寧でわかりやすい
  • 気持ちの良い立会ができた
  • 全て住友不動産販売にお任せできた

マンション売却の不動産会社を選ぶ際に見るべきポイント4選

ここからは、マンション売却の不動産会社を選ぶ際に見るべきポイントについて解説します。

査定額の根拠|根拠に基づいた査定額を提示しているか

根拠に基づいた査定額を提示しているか確認しましょう。

不動産会社によっては、顧客を確保するために相場よりも高い査定額を出すことがあります。根拠もなく高額査定を出す不動産会社に依頼しても、購入希望者が見つからず後に値下げすることになります。その結果、最初に提示されていた査定額より遥かに下回り最低額になることもあり得ます。

そのため、不動産会社を選ぶ際は査定額の高さだけではなく、その査定額になった根拠の説明も確認しましょう。

過去の売却実績|売りたい物件の種類に対して豊富な売却実績があるか

過去にマンション売却の実績があるか確認しましょう。

不動産会社によっては、売却する物件に得意分野があります。マンション売却が得意な不動産会社であれば、過去のノウハウが蓄積されているため、短期間で売却できる可能性があります。

そのため、マンション売却を検討している方は、マンション売却に強い不動産会社を選ぶのがおすすめです。

対応しているエリア|自分が売りたい物件がある地域に対応しているか

自分が売りたい物件がある地域に対応しているか確認しましょう。

全国対応となっている不動産会社が多いですが、不動産会社によっては一部の地域が対象外となるケースがあります。

また、全国対応のサイトでも大阪、東京など都心に強い、地方エリアに強いものなど不動産会社によって様々な傾向があります。不動産会社を選ぶ際は、物件を所有している地域の確認も行いましょう。

保証など付随サービス|万が一の保証など安心して売却できる制度が整っているか

万が一に備えて、保証サービスが充実している会社を選びましょう。

主なサービスの例としては、内覧時に物件の見栄えを良くする掃除代行サービス(ハウスクリーニング)や売却後に仮住まいが決まるまでの荷物預かりサービスなど、売却前から売却後まで様々なサービスがあります。

このようなサービスは別途料金が発生しますが、個別に依頼するよりも安く済むことが多いため、積極的に利用しましょう。

サービス例サービス内容
ハウスクリーニング物件の掃除代行サービス
マンションの設備修理備え付けの設備の修理
ホームインスペクションマンションの劣化や欠陥をチェック
荷物の一時預け仮住まいが決まるまでの荷物の預かりサービス

マンションを高く売却したい人は不動産一括査定サイトを利用しよう

適正な売却価格を把握するため、マンション売却では不動産一括査定サイトを利用しましょう。

相場を知らずにマンションを売却してしまうと、相場より安い価格で売却してしまい損をする可能性があります。

不動産一括査定サイトでは、同時に複数の会社に査定してもらえるため、査定結果を比べることで所有するマンションの売却相場を把握できます。

一括査定は、無料でかつネット上で完結するため、不動産会社に相談する前に一度利用してみましょう。

マンション売却におすすめな不動産一括査定サイトTOP3

ここからは、マンション売却におすすめな不動産一括査定サイトTOP3について紹介します。

不動産一括査定サイトおすすめTOP3

第1位:イエウール|月間2万人が利用する国内No.1の査定サイト!

引用:イエウール公式サイト

イエウールのおすすめポイント
  • 査定依頼がネット上で完結する!
  • 大手不動産会社から地域密着型まで2,000社以上に対応している
  • 無料で最大6社を一括査定

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不動産一括査定サイト「イエウール」を運営は株式会社Speeeが行っています。イエウールは、東京商工リサーチが実施した「不動産の一括査定サイトに関するランキング調査」において、査定依頼ユーザー数、提携不動産会社数、エリアカバー率の部門で三冠を達成しています。

引用:イエウール公式サイト

イエウールは、登録や査定依頼など不動産査定に必要な手続きを全てネットで行えます。登録は所有している不動産の情報とお客様情報を入力するだけです。登録後は、地域の不動産会社を最大6社を選んで一括査定できます。

引用:イエウール公式サイト

イエウールは、大手不動産会社から地域密着型の不動産会社まで、2,000社以上の不動産会社の中から一括査定を依頼できます。

査定結果は、数日以内にメールや専用マイページなどで確認できます。複数の不動産会社に一括査定を依頼することで、所有マンションの売却相場を把握することができます。

査定額に納得した不動産会社が見つかりましたら、その不動産会社と手続きを進めていきましょう。

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第2位:リビンマッチ|最短45秒で物件の最高値が分かる!

引用:リビンマッチ公式サイト
リビンマッチおすすめポイント
  • 最短45秒一括で査定依頼できる
  • 全国1,700社以上の不動産会社から比較できる
  • 東証グロース市場15年の運用実績がある

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不動産一括査定サイト「リビンマッチ」の運営は東証グロース市場に上場しているリビン・テクノロジーズ株式会社が行なっています。株式会社マーケティング アンド アソシェイツが調査したアンケートでは不動産査定サイト認知度、使ってみたい不動産査定サイトのどちらも1位を獲得しています。

引用:リビンマッチ公式サイト

リビンマッチはパソコンやスマートフォンから簡単に査定依頼を行うことができます。査定依頼をするには、所有する不動産情報とお客様情報を入力して送信するだけで完了です。一度の入力で最大6社まで査定依頼できます。

引用:リビンマッチ公式サイト

リビンマッチは全国から約1,700社以上の不動産会社と提携し、最大6社まで選んで査定依頼できます。大手不動産会社から地方の不動産会社まで約1,700社以上の不動産会社と提携し、幅広いサービスを提供しています。一括査定依頼は最大6社まで選べ、所有する物件の相場を把握することができます。

また、2006年にスタートしたリビンマッチは東証グロース市場15年の運用実績があり、査定依頼数・資料請求件数は累計で140,000件を超えています。プライバシーマークを取得していることからも信頼できるサイトといえます。

査定額や売却方法などが把握できたら気になる不動産会社に詳細を聞いてみましょう。

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第3位:HOME4U|業界最長の21年の豊富な実績で適正価格を診断!


引用:HOME4U公式サイト
HOME4Uのおすすめポイント
  • HOME4UはNTTデータ・スマートソーシングが運営している
  • 実績21年の豊富な経験と知識がある
  • 厳選した2,100社の優良企業と提携している

\21年の豊富な実績/

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HOME4Uの運営はNTTデータ・スマートソーシングが行なっています。2001年に国内で初めて不動産一括査定サービスを開始し、今では日本最大級の不動産一括査定サイトへ成長しました。長年の実績から売却査定数は累計で50万件を超え、多くの人に利用されています。

公式サイトからインターネットで簡単に査定依頼でき、物件のおおよその情報とお客様情報を入力するだけです。最大6社の不動産会社を選ぶことでより良いマッチングに期待できます。

引用:HOME4U公式サイト

これまで21年にわたる運用と実績から培われた独自のノウハウにより、実績のある不動産会社のみと提携しています。全国各地から2,100社に厳選し、大手企業から地域に精通した中小企業まであります。それぞれの分野に特化した不動産会社で所有する不動産と相性の良い不動産会社を紹介してくれます。

NTTデータが運営しているため高いセキュリティ力を備えており、プライバシーマークを取得していることからも利用者の個人情報は安全が確保されています。

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マンションを高値で売るコツ2選

ここからは、マンションを高値で売るコツについて解説します。

複数の不動産会社に査定を依頼する

高値で売却するコツとして、複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。

1社のみで査定で行うと、査定額が本当に適正な価格であるかわかりません。そのため、マンションの適正価格を把握するためにも複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。

ただし、顧客確保の目的で相場価格よりも高い査定額を出す業者もいるため、査定額に対する根拠の説明があるかも確認しましょう。

リフォームは不動産会社に相談

物件の掃除やリフォームは不動産会社に相談しましょう。

自分だけで判断してしまうと、不要なリフォームをしてしまう可能性が高いです。不動産会社に相談すれば、マンションの状態を確認した上で、リフォーム無しでも売れるかどうか適切なアドバイスしてくれます。

自分で判断する前に、不動産会社に一度相談することをおすすめします。

マンション売却前に知っておくべきこと3選

ここからは、マンション売却前に知っておくべきことについて解説します。

売却には2種類の方法がある

売却には仲介」と「買取」の2種類の方法があります。

【仲介】不動産会社が購入者を探す方法
所有する不動産の売却を不動産に依頼します。不動産会社が広告などで購入者を探すため少し時間がかかるでしょう。成立時には仲介手数料が発生します。

【買取】不動産会社が購入者になる方法
所有する不動産を不動産会社が直接買い取ります。購入者を探さなくて良いので早期売却できます。直接の売買なので仲介手数料はかかりません。

仲介の場合は広告や手数料が必要ですが、買取の場合は不動産が直接買い取るので広告や仲介手数料は不要です。

また、仲介では購入を希望する人が見つかるまで時間がかかることもありますが、買取の場合、不動産会社が直接買い取るので基本的には随時買取を行なっています。

仲介買取
購入者購入したい人を探す不動産会社が買い取る
広告
仲介手数料
時期平均3ヶ月〜6ヶ月程度
購入者が見つからない場合もある
平均2週間〜1ヶ月程度
随時

買取の方がデメリットが少ないように見えますが、仲介で売却する価格よりも買取価格の方が下がる傾向にあるので注意が必要です。

不動産会社の立場で考えてみましょう。仲介の場合は仲介手数料が利益となりますが、買取の場合は利益がありません。

不動産会社が買取で利益を得るためには、買い取った後にリフォームなどをして再販売する必要があり、再販売価格から買取費用・リフォーム費用を差し引いた金額が利益となります。

しかし再販売したとしても買主が見つからない、買取費用・リフォーム費用よりも低く交渉されるなどの大きなリスクがあります。

そのため、不動産会社が買い取る場合は金額を低めに設定することが多くなります。

売却にかかる費用や税金

不動産売却にかかる費用は一般的に4%〜6%です。売却で資産を得ると同時に費用や税金がかかってくるので注意が必要です。

税金は印紙税・登録免許税です。税額は不動産額に大きく異なるので、売却時に税理士などに相談すると間違いありません。

概要計算・相場
印紙税契約の際の特別な書面にかかる(売却額×3%+6万円)+消費税
登録免許税不動産会社に登記する際にかかる税金(課税標準)×(税率)
仲介手数料の印税不動産会社に払う仲介手数料にかかる消費税〜200万(5%)
200万〜400万(4%)
400万〜(3%)
所得税・住民税・譲渡所得不動産を売却して得た利益にかかる税売却価格 – 取得費 – 譲渡費用

税金のほかに、クリーニング費用・リフォーム費用が必要な場合があります。すべて合わせて100万円前後と見込んでおくとよいでしょう。

概要相場
クリーニング費用内覧の清掃にかかる費用3万〜10万
リフォーム費用内覧の傷などを修繕するための費用60〜90万
引越し費用引越しを行う際に引越しなどにかかる費用7万〜10万
抵当権抹消費用ローンが残っている際の登記費用1,000円
司法書士に依頼する場合
1万〜5万円
ローン一括返済手数料ローンを一括返済する際にかかる費用5,000円〜3万円

クリーニング費用やリフォーム費用など、不動産会社によってはサポートしてくれるところもあるので確認しておくといいでしょう。

その他、仲介手数料の一覧や印紙税一覧はこちらです。

仲介手数料(上限)一覧
売却価格仲介手数料
100万円55,000円
400万円198,000円
1,000万円396,000円
2,000万円726,000円
3,000万円1,056,000円
4,000万円1,386,000円
5,000万円1,716,000円
1億円3,366,000円
印紙税一覧
契約金本則税率軽減税率
100〜500万円1,000円500円
500万〜1,000万円5,000円1,000円
1,000万円〜5,000万円1万円5,000円
5,000万円〜1億円6万円3万円
1億〜5億円10万円6万円

主な費用としてまず仲介手数料があげられます。

仲介手数料の上限は消費者が不利益にならないように法律で定められています。宅建業法第46条において、宅建業者は国土交通大臣の定める額を超える報酬を受けてはならないとされているのです。

そのため仲介手数料は不動産の売却価格によって変動します。

売却価格仲介手数料
200万以下(売却価格×5%)+消費税10%
200万〜400万以下(売却価格×4%+2万円)+消費税10%
400万を超える(売却価格×3%+6万円)+消費税10%

一般的に不動産会社は利益を得るため仲介手数料の上限額で設定しているでしょう。

所有するマンションの売却価格が2,000万円だった場合、仲介手数料は上記の通り計算すると72万6,000円になります。

( 2,000万円 × 3% + 6万円 )+ 10% = 726,000(円)

売却に必要な書類の準備

マンションを売却する際には必要な書類がいくつかあるので揃えておくと取引がスムーズです。

早期売却したい方は特に書類を揃えておくとより早く現金化できるでしょう。

基本的にに必要なのは、免許証などの身分証明書や、登記識別情報・印鑑、固定資産税納税証明書です。

基本的に必要な書類
  • 免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書
  • 物件の所有を証明する登記識別情報や登記簿謄本
  • 実印や印鑑登録証明書
  • 固定資産税納税通知書
その他必要な書類一覧
購入時に受け取っているもの
  • 売買契約書
  • 重要事項説明書
  • マンション管理規約・使用規則
物件と居住所が違う場合
  • 住民票または戸籍附票・・・市区町村役場で
リフォームしている場合
  • リフォーム履歴の確認資料・・・リフォーム業社
ローンの残債がある場合
  • ローン残高証明書または返済返還表・・・銀行
あればなお良い書類
  • 物件の間取り図
  • 新築時のパンフレット
  • 耐震診断報告書
  • アスベスト使用調査報告書

この他に、売却の金額を受け取るための銀行口座が必要です。

まずは自宅に保管してあるか確認、紛失したものに関しては早めに再発行の手続きをしましょう。特に申請が必要な書類やマイナンバーカードなど時間がかかるものなどに関しては早めに申請することをおすすめします。

また、共同名義の場合はそれぞれの書類が必要となりますので注意が必要です。委任状などを提出すれば代わりに申請することも可能です。

マンション売却の手順【5STEP】

ここからは、マンション売却の手順について紹介します。

STEP1:マンションの査定を依頼する

不動産会社にマンションの査定を依頼しましょう。一括査定サイトを利用すれば簡単に査定依頼できるため所要時間は1分程度で済みます。

いくつかの不動産会社から査定を受けることで相場も分かるため、これからの資金計画など立てやすくなります。複数の不動産会社から査定を受けるには不動産査定一括サイトが便利です。

正確な査定額を出すためには訪問査定を受けましょう。訪問査定では室内の状態を加味してより詳しい査定結果を出せます。床の傷や壁紙の剥がれは査定額に影響しないため、この時点でリフォームやクリーニングなどは必要ありません。

STEP2:不動産会社と媒介契約を結ぶ

売却をお願いする不動産会社を決めたら媒介契約を結びます。

媒介契約には「専任専属媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3つがあります。

媒介の種類期間サポート直接売買契約できる
不動産会社数
特徴
専任専属媒介契約3ヶ月×1社こまめに状況報告を受けられる
専任媒介契約3ヶ月1社2週間に1度程度、状況報告を受けられる
一般媒介契約3ヶ月複数複数の不動産会社と契約できる

専任専属媒介契約はサポートが充実していること、販売に関してこまめに情報を得られることが特徴です。売買契約書など不動産会社にお任せできるので、初めて売却する場合は専任専属媒介契約をおすすめします。

専任媒介契約ではサポート部分が少なくなりますが、知人に売却できたりと自由度も上がります。そのため自分からも積極的に販売していくといいでしょう。

一般媒介契約の場合はサポートは薄いですが、複数の不動産会社と契約できます。さまざまな媒体・広告を出したい人、長期的な目線で考えている人に向いているでしょう。

STEP3:販売活動を始める

販売活動で売主がすることは、売却価格の設定、部屋の掃除・片付けです。価格の設定や写真撮影なども含めこの行程では1ヶ月〜3ヶ月を見ておきましょう。

希望額で売却するためには不動産会社の担当者と今後の方針や売り出し方など納得するまで話し合っておきましょう。マンションの売却価格は売主が決められますが、あまりに高すぎると売れ残ってしまう可能性も出てきます。売却価格は所有する不動産の相場の1割を上限にするといいでしょう。

価格が決まり次第、宣伝に使われる物件の写真を撮影します。家具などは編集で消すこともありますが、販売を始めると内覧もあるので掃除・片付けをしておくといいです。汚れがひどい、忙しくて掃除する時間が取れないなどの場合は、掃除・片付けをハウスクリーニングなど専門業者にお願いするのもいいでしょう。

ここまでの準備ができたら集客を始めます。購入希望者が現れたら実際に部屋を見てもらうため、内覧があります。内覧は部屋の雰囲気や光の当たり方、風通しの良さ、実際に家具を置く場所など細かく見られ、購入するかどうかに大きく影響します。

STEP4:売買契約を結ぶ

購入が決まったら買主と売買契約を結び、不動産会社へ仲介手数料の半分を支払います。おおよそ引き渡しの1ヶ月〜3ヶ月前になります。

売買契約書は不動産会社が作成します。最終の売却価格や引き渡しの日程を取り決めます。売主と買主の相違がないか細部まで確認します。売り出し前の告知事項にはなかったことが発生した場合は売買契約書の作成前に必ず不動産会社に告知しましょう。特に問題がなければ売買契約書に署名・捺印し契約を結びます。引き渡しが決まった時点でマンション管理会社に売却する旨の連絡をしましょう。

契約が締結したら売却価格より5%〜10%の手付金が支払われます。同時に不動産会社へ仲介手数料の半分を支払いもあるため、手付金の一部を仲介手数料に充てることが多いです。

STEP5:引き渡しを行う

売買契約で取り決めた日程でマンションの引き渡しを行います。

引き渡し日には空室になるように、引っ越しや最後の掃除まで済ませておきます。

引き渡し当日は売主、買主、不動産会社、不動産会社、双方の金融機関の担当者が一堂に介して行われることが一般的です。代金の決済、鍵の受け渡しなどが行われます。他、司法書士に登記情報の変更を依頼します。

手続きが終わり次第、不動産会社への仲介手数料の残り半分を支払い、マンション売却の取引は終了します。

マンション売却に関するよくある質問

ここからは、マンション売却に関するよくある質問について紹介します。

マンション売却でやってはいけないことは?

同じマンションで売りが出ている時期に売りに出すことです

戸建ての場合は築年数や土地の広さ、間取りなどが違い価格もそれぞれ付けられますが、マンションの場合は築年数も広さも同じです。階数の違いはありますが、それ以外に大きく変わるポイントはありません。不動産会社に聞いたり、同じマンション内で売りに出ていないかチェックしておきましょう。

住宅ローン中の家は売っても大丈夫?

住宅ローン中でもマンションは売れます。

住宅ローン残債があるまま売却する場合、引き渡し日にローン一括返済をすれば大丈夫です。一括返済は事前手続きが必要なため、融資を受けた金融機関にマンションを売却することや取り決めた引き渡し日を伝えておきましょう。

引き渡し日にマンション売却で受け取った代金を、融資を受けていた金融機関に一括返済します。

マンションを売るときは空き家にしないとだめ?

入居中でもマンションを売ることはできます。

入居中に売却することのメリットは部屋の掃除・換気なども十分にできること、内覧に立ち会えることです。内覧に立ち会って周辺の環境情報や住みやすさなどをアピールすることもできます。家具なども置いてあることでよりその物件に住んだ時のイメージしやすいでしょう。

一方で空き家の場合、購入を検討している人にとっては好きな時間に内覧ができたり、家具がない分広くスッキリして見えるためリフォームの検討もイメージしやすくなります。また、即入居を可能にすると買主のタイミングで入居する時期を調節できるため、売買契約につながりやすい傾向にあります。

契約した不動産会社は途中で変更できる?

契約した不動産会社でも途中で契約解約することはできます。

売買契約を結ぶ前であれば特に解約金などありませんが、解約するまでにかかった広告費などを請求されることがあるため注意が必要です。

専属専任媒介や専任媒介の場合は3ヶ月の契約満了したタイミングで変更するとスムーズでしょう。一般媒介では複数の不動産会社と契約できるため、変更の申し出は必要ありません。

マンション売却後に確定申告は必要?

確定申告が必要か不要かは譲渡所得がプラスかマイナスかで決まります。

譲渡所得の計算は以下の式に当てはめて計算します。

売却価格ー取得費ー譲渡費用=譲渡所得

取得費は売却したマンションの購入費を減価償却したもの、譲渡費用は売却時にかかった費用のことを指します。

このとき、譲渡所得がプラスになった場合に税金が発生し、譲渡所得税となります。この譲渡所得税は所得税や住民税に上乗せされています。

譲渡所得がマイナスだった場合、原則的に確定申告は不要です。もし売却損が出ている場合は確定申告をしておくと所得税の還付を受けられます。

ただし、以下の2つのケースに当てはまる場合は、譲渡所得がマイナスでも確定申告が必要です。

3,000万円特別控除を使って譲渡所得がマイナスになった

従って特例を利用した場合には確定申告をする必要があります。

マンション売却の時期はいつがおすすめ?

マンション売却するなら11月頃から販売するのがおすすめです。

引用:(公社)全国宅地建物取引業協会連合会不動産総合研究所

上記のグラフは首都圏の中古マンションの成約件数と成約率の推移を示したものです。どの年代を見ても3月〜4月にかけて増えていることが分かります。転勤や子供の進学などのタイミングで引っ越しをすることが多いのでしょう。

売主は書類を集めたり不動産会社に仲介を依頼したりと売却の準備、買主も情報収集したり融資してくれる銀行に申し込みしたりと購入の準備が必要です。

買主側も3ヶ月以上前から動き始める方が多く、そのため11月頃から査定依頼などして動き始めることをおすすめします。

3月に引き渡しするには11月に査定、12月に売り出し、売買が決まるまで3ヶ月程度の余裕を持っておきましょう。

マンション売却どこがいいまとめ

今回の記事では、マンション売却について解説しました。

この記事のまとめ
  • 不動産会社の選ぶ際は「査定額の根拠」や「過去の売却実績」などを確認する。
  • マンションの適正価格を知るため、売却前には不動産一括査定サイトを利用しよう!
  • 初めて不動産一括査定サイトを利用する方には、国内No.1の利用者を誇るイエウールがおすすめ!

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マンション売却をする際に、本記事の内容がお役に立てましたら幸いです。

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