【初心者必見】少額投資でおすすめな投資先4選!証券会社の選び方も徹底解説します

【初心者必見】少額投資でおすすめな投資先4選!証券会社の選び方も徹底解説します

「少額で投資を始めてみたいけど、何をしたら良いかわからない…」
「少額投資ができる、おすすめの証券会社を知りたい」

そのように悩んでいませんか?

初めて投資を始める人は、できるだけ少ない資金で運用を始めたいですよね。

本記事では、少額投資ができるおすすめの投資先を4つ、おすすめの証券会社を5社紹介し、それぞれ詳しく解説します。

この記事のまとめ
  • 少額投資は「NISA」「ミニ株」「ポイント投資」「投資信託」がおすすめ
  • 少額投資のメリットは低リスクで学びながら運用できること
  • 少額投資のデメリットは得られるリターンが少ないこと
  • 少額投資でおすすめの証券会社は「SBI証券」!

少額投資を始めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。

目次

少額から始められるおすすめの投資先4選!

少額からスタートできるおすすめの投資先を4つ紹介します。最低投資額は、0円から3000円までとかなり低いものばかり。投資初心者が投資を始めやすい運用方法のみ集めました。

以下の一覧表をご覧ください。

スクロールできます
最低投資額始めやすさ銘柄数免税
NISA100円年間120万円まで
ミニ株3,000円
ポイント投資0円(ポイントで投資)
投資信託100円

それぞれ解説します。

おすすめの少額投資先

NISA|100円~可能

NISAなら、100円から資金を運用できます。NISA(一般NISA)とは、非課税期間(最長5年)に運用した投資益(配当金・分配金等)が非課税になる仕組みです。

1人1口座かつ年間120万円までの制限がありますが、5年間で最大600万円もの利益を非課税にできます。投資先は幅広く、投資信託・REIT(不動産投資信託)や株式など自由に選べます。

方法は簡単で、NISA専用の口座を開設し、その口座内の資金で投資を行うことで非課税措置を受けられるようになります。

ミニ株|3000円~可能

ミニ株とは、通常の株式取引よりも少ない資金で株式を購入できる取引方法です。

通常の株式取引では、1単元の株数(100株)の整数倍でしか購入できません。しかし、ミニ株に投資すれば、1単元の1/10の単位での株式売買が可能です。

例えば、1株1,000円の株の場合、ミニ株の場合は1,000円から購入できますが、通常の株取引の場合は1,000円×100株=100,000円 必要になります。

投資金額が大きいとリスクも増えるため、少額の資金で株式投資を始められるミニ株は投資初心者の人におすすめです。

※証券会社によって異なりますが、最低投資額を3,000円〜と設定しているところが多いです。

ポイント投資|0円~可能

現金を使って投資することに抵抗がある人は、ポイント投資がおすすめです。

ポイント投資とは、保有しているポイントを使って投資ができる仕組みのことです。

ポイント投資に対応している証券会社はいくつかありますが、中でも、楽天証券・SBI証券・マネックス証券は、比較的知名度が高く使いやすいと人気があります。

投資信託|100円~可能

投資信託は、多くの投資家から集めた資金を専門家が株式や債券などに投資し、運用成果を投資家に分配する金融商品です。

少額の資金から始めることができ、最低であれば100円からでも運用が可能です。

また、投資信託は、複数の金融商品に分散して投資するため、リスク分散がしやすいのも特徴です。株式や債券への投資と比べ、リスクを抑えながら投資できることも魅力の一つです。

投資信託には、株式投資信託・債券投資信託・バランス型投資信託と3つの種類があり、自身のリスク許容度や投資目標に沿って自由に選択できます。

少額投資のメリット

少額投資のメリットは次の4つです。

それぞれ解説します。

1万円以下から投資可能

元手が少ない人にとって、少額投資は唯一、チャレンジがしやすい投資です。1万円以下で投資を始められます。

例えば、株であれば、単元株で買わなくてもミニ株のように1株から購入できる銘柄があったり、NISAを利用して運用を始めれば、たった100円から運用を始めることもできます。

分散投資でリスクを軽減できる

運用する投資額が少ないため、複数の投資先に資金を分けて運用できます。投資先を分散させることで、損失を負うリスクを軽減できます。

経済状況に何か変化があった場合、それがプラスに働くかマイナスに働くかは投資先によって異なります。分散しておくことで、マイナスの影響のみ受けて、大きな損失を出すことを防ぐことができるでしょう。

大幅な損失がでる可能性が低い

少額投資は1万円以下から始められるため、投資する資金が少なくて済みます。そのため、損失する額も少ないことがメリットです。

初めて投資をする人は、リスクに対して恐怖感が大きいでしょう。リスクの少ない少額投資から始めてみてはいかがでしょうか。

知識がなくても学びながら運用できる

少額投資を行うことで、実際に投資する経験を積むことができます。シミュレーションできるアプリなども存在しますが、やはり、少額でも実践を行う方が理解度が深まりやすいでしょう。

また、リスクも低いので練習も兼ねて手軽にチャレンジできます。

少額投資のデメリット

一方で、少額投資にもデメリットが存在します。

それぞれ解説します。

利益が少ない

少額投資の最大のデメリットは、得られる利益が少ないことです。運用する資金が小さいため、リターンも小さくなります。

しかし、経験を積むことができます。

少額投資から始めて、慣れたら大きな利益を得られる投資にチャレンジしていくことも十分可能です。

目先の利益を追い求めるのではなく、長期的な目線で投資を考えるようにしましょう。

取引可能な銘柄に制限がある

少額で投資できる投資商品には銘柄の数に限りがあるため、選択できる銘柄の種類が少ないことがデメリットの一つです。

また、種類だけでなく、ミニ株では取引できる時間帯に制限が設けられていることがあります。

このように、通常の取引とはことなる制限を受けることがあることは理解しておきましょう。

通常取引よりも手数料が高い

少額投資の場合、手数料が割高になるケースがあります。

証券会社によって異なりますが、ここではSBI証券を例に比較してみます。

手数料体系買付売却往復手数料
ミニ株の場合の手数料体系無料0.55%55円(税込)~
通常株取引の手数料体系無料*無料*0円

*(1日の約定代金合計100万円未満の場合)

運用される額が低い分、各証券会社も工夫して手数料を設定しています。事前に調べてから始めるようにしましょう。

失敗しない証券会社選びのチェックポイント

証券会社選びに失敗しないために、次の3つのポイントをチェックしましょう。

それぞれ解説します。

単元未満株制度で1株から取引可能であるか

株は通常、単元株で取引されます。単元株とは、取引できる最小単位の株の束で、100株や1,000株といった数値が定められています。

つまり、一株100円だったとしても、単元株が1,000株であれば、100,000円からでしか取引できません。

一方で、単元株未満制度が適用されている場合、一株から取引できるため、一株100円であれば100円から取引できます。

少額から投資を始めたい人は、単元株未満制度がある証券会社を選択するようにしましょう。

端株で金額取引できるかどうか

端株(はかぶ)とは、1株未満の株のことです。

通常の株式市場では株を購入するためには一株単位での取引が必要ですが、個人投資家にとっては手が出しにくい額になっていることもあります。

そこで、少額からでも株に投資が可能になるように、1株未満で取引できる制度が設けられました。投資額が低い分、複数の銘柄に分散投資することもでき、損失を被るリスクが低くなります。

一方で、端株投資は、取引手数料の割合が大きくなることや、価格変動の影響を受けやすいことに注意が必要です。

売買手数料が安いところを選ぶ

株の売買では売買手数料がかかるため、手数料が安いところを選びましょう!

手数料は各会社によって異なりますが、できるだけ安いところを選ぶことで利益が多く残ります。

また、初心者であれば、リスク分散を意識して投資を行う必要があるため、一件当たりの取引に係る手数料は低い方が良いでしょう。

次章で紹介する、SBI証券・マネックス証券・GMO証券・auカブコム証券などは、売買手数料が安い会社としてよく挙げられています。ぜひ参考にしてください。

【徹底比較】少額投資におすすめの証券会社5選!

少額投資を行う上で、証券会社選びは大切です。おすすめの証券会社を5つ紹介します。

それぞれの特徴を解説します。

SBI証券|単元未満株&米国株の取扱数最多

SBI証券の特徴
  • 単元未満株&米国株の取扱数最多
  • 幅広い投資ニーズに対応
  • オンライン証券会社
  • 口座開設数は国内TOPクラス
  • 単元未満株の手数料が安い
  • 初心者に向けたサポートが充実

SBI証券は、低コストな取引手数料や豊富な商品ラインナップ、使いやすい取引ツール、充実したサポートなど、幅広い投資ニーズに対応しているオンライン証券会社です。

投資初心者から上級者まで、多くのユーザーに支持されています(口座開設数は国内TOPクラスで、720万口座)。

SBI証券では、国内株式・外国株式・投資信託・債券・REITなど、多彩な商品に対応しています。

また、単元株未満の取引手数料が安いことも特徴の一つです。

通常は売買時に手数料が発生しますが、SBI証券の場合は売却のときのみです。

さらに、充実したサポート体制も魅力の一つで、24時間365日のサポートを提供しており、電話やメールでいつでも問い合わせできます。

初心者向けの投資セミナーなども行っており、投資に対する不安や疑問を持つ人にはおすすめの証券会社です。

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マネックス証券|ポイント還元率1.1%

マネックス証券の特徴
  • ポイント還元率1.1%
  • マネックストレーダーを利用できる
  • SBI証券の次に人気が高い

マネックス証券は、SBI証券の次に人気が高く、サブ口座として利用する人が多い証券会社です。

特徴は、ポイント還元率が高いこと(1.1%)と、マネックストレーダーを利用できることです。

ポイント還元率とは、クレジットカードを用いて運用をする場合に受けられるポイント還元の割合のことです。

定期的に投資資金を追加して運用していく場合、その都度ポイント還元を受けられるため、還元率が高いほどお得に運用できます。

また、マネックストレーダーでは、投資に必要な情報を一覧で確認できるため、初心者から投資玄人にいたるまで、利用者に幅広く活用されています。

チャート分析ができたり、板情報、投資に関する最新ニュース等を自由に閲覧できたりします。

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楽天証券|単元未満株の手数料が最安

楽天証券の特徴
  • 単元未満株の手数料が最安
  • 口座開設数はTOPクラス(約805万口座)
  • アプリが見やすい・使いやすい
  • 楽天ポイントとの相性が良い

楽天証券は、単元未満株の手数料が最安であることです。購入時には手数料が無料で、売却時に都度11円かかります。

利用者は多く、口座開設数は約805万口座と証券会社内ではTOPクラスです。

また、アプリの見やすさや使いやすさに定評があるため、初心者の人には利用しやすい証券会社でしょう。

さらに、日頃から楽天ポイントを貯めている人はそのポイントを利用したり、貯めることができるため、楽天証券がおすすめです。

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GMOクリック証券|店頭CFD取引高No.1

GMOクリック証券の特徴
  • 店頭CFD取引高No.1
  • 取引手数料が安い
  • 幅広い商品ラインナップが魅力
  • 投資初心者へのサポートが手厚い

GMOクリック証券は、1999年に設立された国内の証券会社で、国内店頭でのCFD*取引高が8年連続No.1です。

取引手数料が低く、国内株式の現物取引では、1約定あたり約20円(税込)と設定されています。

また、幅広い商品ラインナップを提供し、国内株式や外国株式、投資信託、FX、など、多様な金融商品も取り扱っています。

さらに、24時間365日のサポート体制を備え、電話やメールでのサポート、初心者向けのセミナーなどを行っているため、投資初心者でも安心して利用できます。

*CFD…Contract For Difference の略で『差金決済取引』のこと。

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auカブコム証券|Pontaポイントで単元未満株が購入可能

SBI証券の特徴
  • Pontaポイントで単元未満株が購入可能
  • 投資信託にもPontaポイントが使える
  • カブヨムを利用できる

auカブコム証券の強みは、Pontaポイントとの相性が良いことで、Pontaポイントを使って、単元未満株を購入できます。

投資信託などにもポイントが使え、そのポイントが溜まっていくところも嬉しい点です。

一方で、利用者数は少なく口座開設数は約150万口座に留まっています。

もう一つの強みは、『カブヨム』を利用できるところです。

カブヨムは、様々な企業情報・マーケット情報・レポート等を見ながら、投資先を選定し、取引できるサービスです。

情報サイトと取引機能が一本化された便利なサービスで、投資初心者からプロの人まで利用しています。

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少額投資に向いていない人の特徴

ここまで、少額投資についておすすめしてきましたが、中には向いていない人がいることも事実。それは、次のような人です。

少額投資に向いていない人
  • すぐに大きな利益を出したい人
  • 資金繰りが難しい人

それぞれ解説します。

すぐに大きな利益を出したい人

すぐに大きな利益を出したい人には、少額投資は向いていません。ローリスク・ローリターンで行うのが少額投資のため、大きな利益は望めないからです。

利益の大きさを求めるのであれば、投資する金額も大きくする必要があります。

しかし、投資初心者が大きな金額を使う投資はおすすめできません。

資金繰りが難しい人

資金繰りが難しい人とは、そもそも投資できるお金が少ない状況の人を指します。少額投資とはいっても、1万円前後の投資額は用意しておきましょう。

また、損益が出た時に生活が厳しくなるような状況ではたとえ1万円でも投資すべきではありません。

資金繰りが厳しくなる可能性がある人は、まずは、1万円を失っても余裕を持って生活をしていけるだけの状況を作ることを最優先に行動しましょう。

少額投資を始めるときの手順

少額で投資を始めたい人のために、今すぐ始められるよう、スタートするための5ステップを紹介します。

順番に解説します。

【STEP1】目標を設定する

投資を始める前に自分の目標を明確にしましょう。目標を設定することで、投資スタイルやリスク許容度を把握し、自分に合った投資戦略を選ぶことができます。

【STEP2】証券会社を選ぶ

自分に合った証券会社を選択することは極めて重要です。

低コストで手数料が安い証券会社や、初心者向けの情報提供が充実している証券会社を選びましょう。また、信頼性や顧客サポート等もチェックして、安心して取引できるものを選ぶようにしてください。

【STEP3】投資方法を選ぶ

少額から始める場合、投資信託やETF(上場投資信託)がおすすめです。これらは複数の銘柄がまとめて取引できるため、リスク分散がしやすく、初心者にも扱いやすいものです。

また、株においても、単元株で購入するのではなく、単元未満株から選択して小さい投資額から始めるようにしましょう。

【STEP4】口座を開設する

選んだ証券会社で口座を開設します。必要な書類や情報を提供し、手続きを進めます。

オンラインで手続きができる場合も多いですが、わからないことがあれば証券会社のカスタマーサポートに相談しましょう。

口座開設が完了すると、投資が始められるようになります。

【STEP5】投資状況を見守る

投資を始めたら、定期的に投資状況を確認しましょう。

しかし、過度な取引や市場の一時的な変動に過敏になるのはやめましょう。長期的な目標に基づいて冷静な判断をし、少しずつ学んでいくようにしてください。

これらのステップを順に進めることで、少額からでも投資を始められます。投資初心者でも安心してスタートを切ることができるでしょう。

おすすめの少額投資に関するよくある質問

おすすめの少額投資に関するよくある質問は次の通りです。

それぞれ回答していきます。

少額投資可能なおすすめの銘柄はありますか?

少額投資向けでおすすめの銘柄は一概には提示できません。しかし、リスクを最小限にとどめたい場合は、投資信託などの投資先が混合したものを選ぶようにしましょう。

少額投資可能なおすすめのアプリはありますか?

少額投資を始める際に便利なアプリは『SBI証券』『楽天証券』『auカブコム証券』などの提供するアプリです。これらのアプリは使いやすく、投資情報をリサーチする際にも便利です。

株は儲かりますか?

株式投資は、市場の変動によってリターンが変わるため、確実な儲けが出る訳ではありません。しかし、長期的な視点で投資を行い、リスクを適切に管理することで、資産を増やすことができます。

投資はリスクとリターンのトレードオフのため、冷静な判断が必要です。過去の市場の動向や取引情報を参考し、少しずつ学んでいきましょう。

おすすめの少額投資 まとめ

少額投資を始める人にとって、おすすめの投資先を4つ解説し、おすすめの証券会社を5社紹介しました。

この記事のまとめ

おすすめの少額投資

  • NISAは非課税期間に運用した投資駅益が非課税になる仕組み
  • ミニ株は通常の株式取引よりも少ない資金で株式を購入できる取引方法
  • ポイント投資とは、保有しているポイントを使って投資ができる仕組みのこと
  • 投資信託は、多くの投資家から集めた資金を専門家が株式や債券などに投資し運用成果を投資家に分配する金融商品

おすすめの証券会社

  • SBI証券:初心者におすすめ!単元未満株の手数料が安い
  • マネックス証券:サブ口座としておすすめ!マネックストレーダーが便利
  • 楽天証券:アプリが見やすく使いやすい!楽天ポイントが貯まる
  • GMOクリック証券:幅広い商品ラインナップが魅力!20円/1約定
  • auカブコム証券:カブヨムが便利!Pontaポイントが貯まる

ミニ株は、少額でも株の取引を始められるため、投資スキルを高める上でもおすすめです。ローリスクのため、リターンも少ないですが、実践する中で確実に投資に対しての知識を獲得できます。

また、5つの証券会社を紹介しましたが、それでも「どこが自分に合っているのかわからない」人は『SBI証券』を選択しておくと問題ないでしょう。利用者数が多いことに加え、サービス面においても最も充実しています。

投資が初めての人は、まずは口座を開設してみるところから始めてみましょう。

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